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2007.2.17より運営

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所信表明

 青葉若葉を渡る風も清々しく感じる季節になりました。この度、市民の皆様方の信任をいただき、第2代の東かがわ市長に就任し、市政の舵取り役を務めさせていただくことになりました。日々責任の重さを強く感じております。
 本年は、冬季から少雨傾向にあり、市内の各ダム、水源地の貯水状況は、例年に比べ著しく減少しています。このことから、本市では、5月15日に渇水対策本部を設置し、新聞折り込みのチラシ配布や連日広報車等で市民の皆様に節水のご協力を呼びかけています。
 本市は、合併後5年目を迎えました。本格的な地方分権時代を迎え、地方公共団体は、自ら考え、自らの責任における行動を求められています。地域間のしがらみも薄れ、今こそ市全体が一体となって前進していかなければならない時期だと感じております。
 厳しい財政状況であることはご承知の通りですが、限られた財源の中で、東かがわ市総合計画との整合性を図りながら、どこよりも元気であり、安全で安心して暮らしていけるまちを目指してまいります。
 施策の推進に当たっては、市政の発展と市民福祉の向上のため、誠心誠意取り組んでまいる所存です。

 私は、この度の市長選挙において「小さいながらも魅力にあふれた、どこよりも元気なまち」を基本理念として、その実現を目指して本市の経営に取り組んでまいりたいと訴えてきました。時あたかも、国や地方公共団体の仕組みや在り方が大きく変貌している渦中にあります。
 加えて、合併5年目に入ったばかりの新生市であります。市民の皆様と職員が一体となって、香川県の東の玄関都市に飛躍するため、「どこよりも元気なまち」づくりに邁進してまいります。
 私は、このことの実現に向け、戦略マニフェストに大きく4つの柱を掲げました。
 

 第一は、収支バランスのとれた健全な財政運営であります。
 我が国の社会経済情勢は、製造業を中心に景気の回復が続いていますが、地方においては、その実感に乏しく、消費の伸びが低調であります。地方公共団体にあっては、少子高齢化等に伴う社会保障費の増大による財政需要の増加、三位一体改革による地方交付税の縮減、国庫補助・負担金の見直しなどによって、厳しい財政状況が続いており、経済収支比率や公債費負担比率などに示す通り財政の硬直化が懸念されております。人口減少や少子高齢化はますます加速化しており、本市にとって財政の健全化は最重要課題であります。
 そのために、事業の整理合理化や職員数の削減によって、徹底した歳出の削減に努め、効率的で生産性の高い仕組みをつくってまいります。事業の見直しにおいては、「選択」と「集中」をモットーに、事業のコストや効果などから優先順位をつけ、必要度、緊急性によって事務事業の整理を図ります。
 本市では、行政改革大綱や定員適正化計画を策定して計画的に行財政改革に取り組んでいるところでありますが、計画の見直しによって、よりスリムな行政組織の構築に努めてまいります。
 また、財源の確保については、税源移譲により、市民税の増収が見込まれるものの、都市部に比べて、納税者となる若者が少ない本市にとっては大きな期待が持てず、新たな財源の確保を目指さなければなりません。そのためには、企業誘致活動や地域産業への支援などを積極的に展開するとともに市税の収納率の向上に努め、公有財産の有効な活用を図ってまいります。
 これら歳出の削減と財源の確保により、健全な財政運営に努めるとともに市の事業や公正な財政運営を保っていく上でも情報の公開を進め、市政の透明性を図ってまいります。

 第二は、市民との協働による行政であります。
 地方自治は、市民の皆様にとって満足いただけるものでなければならず、その一方、等しく義務も果たしていただかなければなりません。市民の皆様とともに問題を共有し、ともに考え、有効性を判断しながら行政運営を行っていくべきであると考えています。
 そのためには、市が行う事業に行政評価制度を導入し、費用対効果を明らかにしていくことで、市民の皆様に分かりやすく説明できる仕組みをつくります。広報やホームページ等を利用して事業内容を紹介するとともに、多くの市民の皆様のご意見を市政に反映できるように努めます。
 本市では、本年3月に男女共同参画基本計画を策定しました。女性の社会参加を促進するため、市の各種委員や審議会等において多くの女性の意見が市政に反映できるように取り組んでまいります。
 また、市民サービスの一つとして、仕事や家庭等の事情で平日に市役所の窓口に来ることが困難な方のために、日曜日に市役所を開庁いたします。その内容については、現在ワーキングチームを結成して協議を進めており、できるだけ早い時期に実施致します。

 第三は、若者が夢を抱けるまちづくりであります
 活気のあるまちに発展を遂げるには、次代を担う若者たちが、将来に向けて夢を持ち続けられなければならないと考えています。それは、仕事や家庭の充実につながり、コミュニテ活動やボランテア活動の活性化へもつながるものであります。
 若者が夢を抱けるまちとなるために、次世代を担う子どもたちの子育て支援や教育施策についても積極的に取り組んでまいります。近年の子どもたちを取り巻く環境は大きく変化しており、学校と家庭、地域の連携と合わせて、行政の果たす役割が重要になっています。本市においては、就学前教育・保育の今後の在り方や学校再編・教育環境の整備などが緊急の課題です。広く市民の皆様と関係者の意見を聞き、本市の教育推進プランに基づき、年次ごとの努力点を定めつつ、新しい時代をきり拓く、心豊かな人づくりを進めてまいります。また、放課後児童クラブの充実や保育料の見直しなどにより若者が安心して子育てができるまちを目指します。
 また、恵まれた資源を最大限に利用して、若者が積極的に参加できる仕組みづくりも必要です。その点、本市には海や山、田園などの豊かな自然があり、知識と経験豊富な市民の方々がおられます。人とモノが融合することで、生産性が高まるものと考えます。過疎化の進展、後継者不足など、地域産業の現状には厳しいものがありますが、発展の要素は多くあると言えます。
 若者が生まれ育った場所で安心して生活していくために、産業振興に力を注ぎ、地場産業の振興とともに新たな産業への支援を考えていきます。

 第四は、安心・安全のまちづくりであります。
 自然豊かな東かがわ市に住む人々が、笑顔で楽しい生活を送るために、安心・安全のまちづくりを進めます。
 平成16年の台風23号では、多くの市民の皆様が甚大な被害を受けました。南海大地震なども30年以内に発生の可能性が高いとされています。市民の生命と財産を守るために、防災対策として消防団や自主防災組織の充実に努め、緊急車両のための狭あい道路整備などにも積極的に取り組みます。
 また、全国的に、子どもたちが被害に遭う凶悪犯罪なども後を絶ちません。子どもたちの安全は、保護者だけでなく、市民みんなの願いであります。登下校時の安全管理体制の充実や防犯灯の設置を進め、防犯対策にも積極的に取り組みます。
 医療分野では、現在、新白鳥病院の建設計画が進められています。県立病院と地域の医療機関との連携を強化して、休日や夜間の緊急医療体制の充実を図ってまいります。
 また、高齢者や障がいのある方の福祉についても、福祉関係団体やボランテアの方たちと連携して、福祉の質の向上と地域福祉の充実を図ってまいります。

 これら私のマニフェストの実現に向けて、すでに企画財政課を中心に具体的なシステムづくりに取り組んでおります。
 施策の実施に当たりましては、市民の代表である市議会の皆様のご理解とご協力をいただき、相談や協議を重ねながらことを前へ進めてまいります。
 市民の皆様と心を通い合わせながら一つひとつ着実に前進していくことが、私の目指す「どこよりも元気なまち」の実現であると考えております。ご協力をよろしくお願いいたします。
                                           平成19年6月5日   藤井秀城

ふじい秀城 政策実現・マニフェスト  −どこよりも元気なまちをめざして−

一歩ずつ、着実に、皆様と、「前へ!」
ふじい秀城・三つの政策 −私の目指すまちづくり− 私・ふじい秀城は、気概と情熱を持って市民の皆様とともに「どこよりも元気な東かがわ市」を創り、市民一人一人が未来に夢や希望を託せるようにします。そして、「みんなに誇れるまちづくり」を目指します。


1 行政と財政の改革・革新を進めます。
2 保育料を減額し、放課後児童クラブを充実します。
3 女性の登用を進めます。
4 市役所を日曜日も開庁します。


4つの戦略
 1 収支バランスのとれた健全な財政
     地方財政の厳しさが増している中、市役所のコスト構造をスリム化し、高い生産性を発揮できる財政の仕組みをつくります。

 2 市民との協働による行政
     「市役所は市民に役立つ人がいるところ」をモットーに市民に信頼される市役所を進めます。市民と行政がそ れぞれの役割を自覚し、相互に補完しながらまちづくりをおこないます。

 3 若者が夢を抱けるまちづくり
    東かがわ市に生まれ育った若者が、目を輝かせて明日を語るまちにします。東かがわ市のよさや特色を内外に発信し、ヒト・モノ・資本・情報が集まり、広がっていくまちをつくっていきます。そのためにも未来を担う子ども達を育てやすい環境、教育に力を入れます。

 4 安心・安全なまちづくり
    恵まれた自然を活かしながら、防災の推進、健康福祉の充実などにより、みんなが安心・安全なまちづくりをします。高齢者・障がい者の生きがいづくりを支援します。

〜戦略を支える具体的なシステム〜

 健全な財政をつくるシステム
  職員数を削減します
     組織機構の見直し(統廃合)、公民館などへの指定管理者制度の導入、各種料金徴収事務、現業部門 の民間委託などにより、職員数の20%削減を目標とします。

  事業見直しによる歳出削減をします
      補助金等の整理合理化や外郭団体の見直し、時間外勤務手当の抑制などを進め、徹底した歳出削減(削減目標7億円)をします。

  新たな財源を確保します
     企業誘致活動を積極的に展開するとともに、市税収納率向上、公有財産の利活用の促進などにより、 新たな財源の確保を図ります(目標3億円)。
     地方債残高の減少を進めます(削減目標10億円)。

  市政の透明性を確保します
     市の事業や財政の公正、厳格及び徹底した情報公開を進めます。


2 市民と協働してまちをつくるシステム
  マニフェストを確実に実行する仕組みを作ります
     職員の一人ひとりがその達成に向けて意識を高め、明確な責任を負う仕組みをつくります。
行政評価制度を確立し、毎年の個別事業についての評価、検証により費用対効果を明らかにします。

  市民へのサービスの向上に努めます
     市職員の勤務体制を見直し、市役所を日曜日にも開庁します。

  女性の力が発揮できる仕組みをつくります
     女性の再チャレンジの場を創出し、女性の社会参加を支援します。
     市の審議会等に女性委員枠を設けるなど、女性委員の役割を平成22年度までに35%以上にします。
     また、市の管理職の女性登用率を高めます。


3 若者が夢を抱けるまちづくりのシステム
  活気のあるまちを作ります
     恵まれた資源を活用し関西方面からの集客を図ります。三本松駅周辺への集客や居住者を増やし、中心 商店街を活性化します。若者で構成するまちづくり委員会を設置します。農林水産業・商工業の振興のため、生産性の向上と経営の法人化・大規模化を支援します。

  積極的な企業誘致を推進します
     若者が生まれ育った場所で安心して生活し働ける職・住一体の環境をつくっていくため、大内工業団地などへ安定的な雇用が見込める企業の誘致を推進します。

  東かがわ市独自の教育プランを策定します
     安心して子育てができる拠点となる放課後児童クラブを充実させます。基礎学力向上に向 け学校現場から教育プログラムを募集します。
     教育環境の整備、充実に努めます。
     保育園の保育料体系を見直し、減額します。


4 安心・安全なまちをつくるシステム  
  安心できる環境をつくります
     通学路を中心とした街路灯や防犯灯の設置を進めるとともに、消防団と自主防災組織の充実に努め、 まち全体で犯罪を起こさせない環境をつくります。
新県立白鳥病院、地域の医療機関と連携した緊急医療体制の整備を行い、休日、夜間体制を確立します。  
   
  生活道路の整備を推進します
     生活に密着した道路のうち、道幅が狭く、見通しの悪い道路や緊急車両が通らない道路については、優先的に整備を行います。

  高齢者・障がい者の交流や社会参加を支援します
     高齢者が、「福祉の受け手」から「社会の担い手」となるために高齢者の雇用創出と支援、また、独立・ 開業を目指すシニアの起業支援に取り組みます。障がい者団体の運営支援や障がいのある方の相談など地域生活支援に取り組みます。高齢者や障がいのある方の交流の場や働ける事業をまず市役所から作 り出 します。




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